オリィ研究所、ロボットカフェでローカル5G実証実験

画像:株式会社オリィ研究所より引用

株式会社オリィ研究所は2023年1月17日、同社の分身ロボット「Orihime」シリーズにNTT東日本らの次世代通信技術を搭載し、低遅延環境の実証実験を開始すると明らかにしました。

同社によると、実験会場となるのは同社が運営する「分身ロボットカフェDAWN ver.β」です。カフェで働くロボットにNTTのローカル5G通信とNTTの通信品質制御技術を組み合わせた技術により低遅延環境を作り出し、操作性の向上を目指しているとのこと。

同社の分身ロボット「Orihime」は、ハンディキャップを抱えた人たちがリモート操作することで注目を集めました。「Orihime」はフルリモートで動作しますが、従来の通信環境では通信速度の影響で、タイムラグが生じたり映像品質が劣化するなどの課題がありました。

同社は実験を通じて、よりナチュラルなコミュニケーションを目指すと説明。障がい者の働き方の促進も期待できるとしています。

参照ローカル5Gと通信品質制御技術を用いた遠隔ロボット操作の実証実験を分身ロボットカフェDAWN ver.βにて実施