画像:スマート書記より引用
日本保健医療大学は2022年11月17日、会議録音データなどの音声データを高精度で文字起こしする人工知能ツール「スマート書記」を導入し、議事録作成に費やす工数の約70%削減を目指すと明らかにしました。
スマート書記とは、エピックベース株式会社が開発したクラウド型の音声文字起こしサービスです。中心的機能である音声認識による文章化(文字起こし)に加えて、録音やアップロード、メモにタイムスタンプ機能を備えており、これらを専用のエディターで一元管理が可能とのこと。また、タイムスタンプを駆使することで、重要な発言を強調したり、音声とメモを紐づけ発言者を把握しやすくすることも可能としています。
同大はスマート書記の導入により、発言録作成に必要な工数が約7割減ったとしています。従来、学内の講義は専門用語が多様されるため発言録作成に膨大な労力を費やさなければならず、これが発言録作成における課題になっていましたが、スマート書記の導入により担当者の負担軽減も達成できたとのこと。結果、より本質的な業務にリソースを割けるようになりました。
同大は今後、発言録作成について定着化を目指すとのことです。
参照日本保健医療大学、AI活用の文字起こしサービスで発言録の作成工数を最大7割削減

