画像:株式会社ZMPより引用
株式会社ZMPは2022年5月、福岡市や九州大学、UR都市機構など「FUKUOKA Smart EAST推進コンソーシアム」が貝塚公園で主催するイベントにて、ZMPの一人用電動車いす型ロボット「RakuRo(ラクロ)」の試乗会を開催しました。
同イベントは2022年5月26日にオープニングセレモニーがあったもので、26日には報道メディア向けの試乗会が、2022年5月27日~2022年5月29日にかけては一般向け試乗会が開かれました。
いずれのイベントも盛況で、体験したユーザーからは「とても快適」、「(荷物があるとき)かなり助かる」、「歩くより気持ち早い」などの好意的な意見が続出。主催側は高齢化社会への対応策として可能性を模索する考えと期待感を明かしました。
公道走行可能・認識機能も良好
自動運転関連のモビリティは多くの企業が開発競争を繰り広げていますが、ZMPが手がける「RakuRo(ラクロ)」は、国内で高い評価を得ている製品です。
走行速度は時速約4kmであるため、電動車いすとして公道での走行も認められます。
また、本体各所には多数のセンサーやカメラが搭載されており、ヒトやモノなどの障害物を認識可能。試乗会でも、移動中のラクロにヒトが接近した場合、停車し「道をお譲りください」とアナウンスするなど、安全性の高さが伺えました。
参照福岡市貝塚公園にて歩行速モビリティ「ラクロ」の試乗会開催

