SGST、無人店舗ソリューション「Puvio & Go」を発表

画像:株式会社SGSTより引用

IoT、AI事業社の株式会社SGSTはこのほど、各種センサーやカメラおよびIoT機器、人工知能を用いた無人化店舗ソリューション「Puvio & Go」の開発に成功し、国内向けサービスとして販売すると発表しました。

Puvio & Goとは、同社が中国国内のベンダー数社と共同開発したシステムに自社アルゴリズムの機能追加を行った日本国内向けの無人店舗ソリューションです。主に小売店利用などを想定したサービスで、店舗内の導入することで人件費の削減や非接触化、万引き防止や人工知能によるデータ分析等が可能とのこと。

コスト面にも強みを持ち、「1千万円を超えるイニシャルコストに数十万円のランニングコストが必要」とされてきた従来型の無人店舗ソリューションに比べ、導入・維持両者ともに3割~4割程度の削減に成功したとアピールしました。

国内需要サービスに対応、導入本格化期待される

SGST社はPuvio & Goについて、日本国内向けの需要を意識しリリースしています。

単に導入や維持コストを削減しただけでなく機能面の充実もアピールしています。具体例として、顧客指定の顔認証決済AIへ入れ替えやQRやPWコードによる認証にも対応するほか、独自アルゴリズムを追加による大幅な精度向上や画像解析AI「Puvio イメージングサーチ」との連携など機能面の充実も説明。

無人店舗ソリューションは入店から決済に至るまでの動線を完全自動化するほか、顔認証による手ぶら決済などを可能にします。無人店舗の需要はすそ野が広く、短期的には非接触需要が、中長期的には人件費削減や管理コストの低減などに効果が期待されるものと見られます。

参照SGST、新ソリューション”Puvio & Go”で無人店舗市場に参入