画像:株式会社マクニカより引用
電子部品関連専門商社の株式会社マクニカは2020年7月、米国半導体企業NVIDIA社のGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)を活用した「AI学習環境構築サービス」を強化するため、NVIDIA社の国内エリートパートナーである株式会社ジーデップ・アドバンスと協業を開始すると発表しました。
同社が提供する「AI学習環境構築サービス」は、AI開発技術企業を対象にした開発環境の構築支援サービスです。企業によるAI開発は通常、複数名の技術者が協同作業を担いますが、環境構築やリソース管理およびセキュリティ性の確保などに課題が生じやすいため、同社が開発側のニーズに合わせて環境を整備する役割を担っています。
例えば、GPUリソースの共有環境下において将来的なリソース追加を前提とした開発環境を構築したり、コード管理ツール及び社内専用コンテナレジストリを用意しバージョン管理やイメージの共有などを可能にするなどのサービスです。
NVIDIA GPUを利用したAI開発環境にも対応
マグニカは今回のジーデップ・アドバンスとの協業により、NVIDIA GPUサーバーを利用したAI開発環境の構築において、システム提案から導入支援・保守運用までワンストップで提供可能になるとしています。
これにより、これまで開発企業の悩みの種であった、環境整備やメンテナンスによる人的リソースのロスを削減できるとのこと。開発者が本来の業務に集中することで、効率的なAI開発が可能になるとの見解を示しています。