ヒア×ダイムラー「HDライブマップ」共同開発、メルセデスベンツに搭載予定

2018年2月21日、大手自動車会社のダイムラーと電子地図を手掛けるヒアは、高精度の「HDライブマップ」の共同開発を発表しました。

両者によると、開発したデジタルライブマップは将来的にメルセデスベンツに搭載予定。自動運転技術と連携させて使用すると説明しています。

先進運転システムに活用

今回発表された「HDライブマップ」は、クラウドベースの電子地図を読み取ることで、自動運転中の正確な位置情報や、周囲の物体や障害物を認識するシステムです。

リアルタイムで最新の道路状況を把握することができるため、道路環境の様々な変化も正確に反映。何らかの事情で通行規制が行われている場合、自動で迂回することができると考えられています。

進む自動運転開発競争

「HDライブマップ」に見られるリアルタイムマップシステムは、センサーデータ機能を搭載する多くの車両が必要です。

しかしながら、既にダイムラーを含む多くの自動車企業は、車両センサーデータを受信済。これらを利用することで、リアルタイム更新は十分可能であるとの見方を示しています。

〈参照〉
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メルセデスとヒア、高精度の「HDライブマップ」を共同開発…将来の自動運転車に搭載へ/Yahoo!ニュース