画像:株式会社T2より引用
株式会社T2は2026年2月25日、1月より実施していた関東と関西を結ぶ高速道路区間で、自動運転トラックによる「1日1往復」の運行を検証する実証実験の結果、48時間以内に2往復の輸送が可能であることを確認したと発表しました。
同社による実験は、神奈川県厚木市と京都府八幡市にある物流施設を拠点とし、T2の自動運転トラックと物流会社のトラックを組み合わせ運行しました。T2のトラック2台が関東と関西から同時に出発し、高速道路区間で自動運転を行いながら約400キロを移動する仕組みで、一般道では人が運転するトラックにコンテナを載せ替え配送。結果、従来片道運行と比較し、往復運航可能であることが確認されました。
実験の背景には、物流業界で深刻化しているドライバー不足が影響しています。現在はドライバーの労働時間の制限により、関東と関西を結ぶ長距離輸送は1日に片道運行が限界とされていましたが、自動運転トラックの実用化によりドライバーが乗車する必要がなくなり、同じ距離でも往復運行が可能となりました。輸送能力は少なくとも2倍に高まると見込まれています。
T2は今後、今回の実験結果をもとに物流企業と連携しながら、レベル4と呼ばれる完全自動運転を前提とした連続運行の仕組みづくりを進める方針です。2027年度には自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現を目指し、長距離物流の効率化や人手不足の解消につながる新たな輸送モデルとして期待されています。
参照国内初 「関東ー関西間の 1 日 1 往復」を実証 物流事業者 7 社が協力|株式会社T2





