NTTドコモビジネスら、寒冷地での自動運転実装目指し実証実験

画像:NTTドコモビジネス株式会社より引用

NTTドコモビジネス株式会社を代表機関とするコンソーシアムは2026年1月14日、千歳市(北海道)にて、豪雪・寒冷地環境下を想定した自動運転バスの安定走行モデルを検証する実証実験を開始しました。

実証実験の内容は新千歳空港や千歳駅西口、新千歳空港と大学・産業拠点周辺を自動運転バスがルート循環するという内容です。投入される車両は自動運転レベル2の大型バス、いすゞ自動車製「エルガ」で、NTTドコモ北海道ビルに設置されたシステムから遠隔監視を行います。

実験では、NTTグループが開発を進める「IOWN® APN」が活用されます。光技術をベースにした次世代ネットワーク構想で、従来よりも遅延が少なく、大容量データを安定して送受信できる点が特長です。また、短距離で超高速通信が可能な無線技術である高度WiGigや、通信網の近くでデータを処理し遅延を低減するNTTドコモの「docomo MEC®」も導入。積雪や除雪状況といった刻々と変化する情報を素早く反映し、安定的な走行を目指します。

北海道千歳市は、冬季における視界不良や路面凍結、積雪による道路環境の変化が交通に大きな影響を与える地域です。加えて、全国的なバスドライバー不足を背景に、地域公共交通の維持が喫緊の課題となっています。コンソーシアムは、本実証で得られた知見を、千歳市や北海道内や全国の豪雪地域における自動運転バスの社会実装に活用し、地域公共交通の持続可能性向上に期待感を示しています。

参照豪雪・寒冷地における自動運転バスの安定走行モデル実証を千歳市で開始|NTTドコモビジネス株式会社