鎌倉市、AIカメラ活用によるオーバーツーリズム対策の実証実験を開始

画像:鎌倉市より引用

鎌倉市は2025年12月23日、株式会社SKIDAYとともにオーバーツーリズムへの対応を目的とした、江ノ電鎌倉高校前駅周辺でのAI(人工知能)を搭載したカメラを活用した実証実験の実施を発表しました。

鎌倉市によると、実証実験は観光客の集中によって生じる地域住民の生活不便の解消や、今後の警備体制の検討に役立てることを目的として行われます。2025年12月19日~2026年3月31日の実施期間中、現地にカメラを設置し、取得したデータを基に3月に分析を行う予定です。カメラはAIによって来訪者数を把握するほか、路上での撮影行為、踏切周辺の私有地への立ち入り、路上での駐停車といった状況を解析し、課題の可視化を図ります。

さらに腰越ラッコ公園を映すカメラ映像についても、ホームページやSNSを通じてライブ配信を行っています。午前9時~午後7時まで、3分おきに更新し、混雑状況を可視化することで来訪者の分散を促すとのこと。映像が公開されていることを周知することで、マナー違反行為の抑制効果を検証する狙いもあります。なお、公開される映像については、ぼかし処理を施すなど、プライバシーや個人情報への配慮が行われます。

参照AIカメラによるオーバーツーリズム対策のための実証実験|鎌倉市