自動運転車両が工事フェンスと衝突、愛知県は実験中止を発表

画像:愛知県より引用

愛知県は2025年10月28日、名古屋市内で実証運行中の自動運転車両が工事フェンスと衝突する物損事故を起こし、当面の間運行を休止すると発表しました。

愛知県によると、事故は2025年11月28日の午前11時半ごろ、名古屋市中村区の市道下広井町線で発生しました。車両はドライバー搭乗による自動運転レベル2での運行中で、手動運転に切り替え車線変更を行った際、右側の工事用フェンスに接触しました。

事故当時、車両には運転手のみが乗車し、乗客はいませんでした。運転手はケガもなく、愛知県の聞き取りに対し右に寄りすぎ事故が起きたと説明している、とのこと。愛知県は事故の経緯を調査するため、当面の間、運行を中止する方針を発表しました。

参照手動走行中の物損事故に伴う自動運転車両の運行休止について|愛知県