画像:宮崎市より引用
宮崎市(宮崎)は2025年10月、株式会社テレビ宮崎が合同で災害時を想定したドローンの遠隔操作による情報収集と支援活動の実証実験を実施しました。
今回の取り組みは、南海トラフ地震や日向灘地震発生時に想定される津波被害を前提にした実験です。ドローンを駆使し、海岸沿いにいる住民の確認や避難呼びかけ、夜間での要救助者捜索、さらに緊急物資輸送などの有効性を検証するという内容です。
実験は2025年10月21日~2025年10月23日の3日間にわたって行われました。初日は赤外線カメラを搭載したドローンによる夜間飛行により、暗闇での状況把握能力の検証を実施。2日目は、宮崎市役所から離れたドローンを遠隔で操作し、リアルタイム映像による状況把握能力を確認。さらにドローンからの呼びかけなど、災害発生直後の現場対応や情報伝達手段としての利用が試されました。最終日の2025年10月23日は、孤立集落などを想定した緊急物資の輸送能力などが試されました。
宮崎市は今後、オペレーターの育成や運用体制の整備を検討していく方針を示しています。
参照株式会社テレビ宮崎とのドローン遠隔操作による映像伝送実証実験|宮崎市




