ドローンで石灰散布し気温低減の実証実験│日本環境テクノ

画像:日本環境テクノより引用

佐賀市に本社を置く日本環境テクノは2025年9月5日、県関係者や畜産業者など約60人が見学に訪れた武雄市にある畜産試験場にて、ドローンで石灰を散布し温度の低減を図る実証実験を実施しました。

情報によると、同社は幅と長さが約2メートルの農業用ドローンに専用のホースとノズルを装着し、バケツから吸い上げた石灰を屋根一面に散布しました。屋根表面の温度は作業前におよそ50度あったが、散布後は30度程度にまで下がり、牛舎内の温度上昇も抑えられる効果が確認されました。

従来の屋根への石灰散布は高所作業の危険が伴い、作業効率も課題となっていました。ドローンの活用によって、安全性を確保しながら人の手が届きにくい場所にも効率的に散布できることが示された形です。同社は今後も実験で効果を検証し、普及を進めていきたい、としています。

参照屋根にドローンで石灰散布 畜舎の温度下げる実証実験 武雄|佐賀 NEWS WEB

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