画像:東海旅客鉄道株式会社より引用
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は2025年7月16日、株式会社Doogらと開発した自動配送ロボット「サウザー」をベースにした試作機を駅構内に投入し、店舗などに商品を搬送する実験を発表しました。
投入される試作機は、走行速度は時速2~4キロ程度で、事前に登録されたルートに沿って走行するタイプのロボットです。牽引能力は最大約300キロと高く、人が前を横切った場合には自動で停止するほか、スマートフォンの操作に夢中になっている通行人にも気付いてもらえるよう、地面にライトを投影するなどの安全機能のほか、前方をクッション材にするなど、衝突時にも備えています。なお、JR東海と来栖川電算はロボット導入に合わせ「大規模人流計測システム」も開発。駅の天井に複数の3D-LiDARセンサを設置し、AIを活用して人の動きや流れを高精度に計測・解析も行います。
実証実験はJR東海、株式会社Doogに加えて、名古屋大学やジェイアール東海物流、来栖川電算社共同で実施されます。同社らによると、試作機は混雑する駅空間においても安全かつ円滑に物流作業を自動化することを目的として開発されたものです。名古屋駅では、繁忙期にトラック約40台分の商品を、スタッフ20人が延べ160回に分けて手押し車で搬送する状況も発生しており、自動搬送ロボットによる省力化を目指す方針です。
JR東海は今後、名古屋駅などの人流が多い駅での実証試験を今年度中に実施することを目指しており、詳細が決まり次第公表するとしています。
参照混雑する駅での自動搬送ロボット活用に向けた技術開発について|東海旅客鉄道株式会社





