画像:株式会社ローソンより引用
株式会社ローソンは2025年7月1日、同社とAVITA株式会社が協業して展開を進める、東北地方初のアバターを活用した遠隔接客実証実験を青森県内の3店舗で開始したと発表しました。
ローソンらによる取り組みは、店内に設置されたモニターに映し出されるアバターを通じて、オペレーターがリモートで接客を行う、新しい接遇サービス形態です。オペレーターは自宅などから勤務し、セルフレジの利用方法や売場の案内などを顧客に案内を行うという内容です。時間や場所、年齢、性別、障害などにとらわれない多様な働き方を実現し、1人のオペレーターが複数店舗を担当するなど、効率的な人員配置によって人手不足の解消が期待されています。
ローソンは実験対象の店舗として、ローソン十和田池ノ平店(十和田市)、三沢美野原店(三沢市)、三沢下久保店(三沢市)の3店舗を挙げています。同社によると、青森県は人口減少率が全国でも高く、慢性的な人手不足が課題とされている地域であることから、先行導入による効果検証を行うとのこと。AIアバターの導入効果は高く、セルフレジの利用率が15%以上向上し、1店舗あたりのレジ業務時間を平均1.5時間以上削減する効果が確認されています。
参照東北初、アバター接客導入の実証実験開始|株式会社ローソン





