愛知の岡崎市でレベル4目指す自動運転バス実証実験│名鉄バス株式会社

画像:名鉄バス株式会社より引用

名鉄バス株式会社は2025年6月30日、名鉄グループバスホールディングス株式会社、A-Drive株式会社、アイサンテクノロジー株式会社の4社による、岡崎市(愛知)での自動運転バス実証実験への参画を発表しました。

名鉄バス社によると、同社らはいすゞ自動車製の大型バス「エルガ」を使用して、名鉄東岡崎駅からJR岡崎駅までの約3.5kmの区間を定時定路線で運行する予定です。実験は2025年11月~2025年12月の約35日間を予定し、関係者および一般向けの試乗会も実施される見込みです。

同社らの実験は、走行安定性の確認や、将来的な自動運転の実装に向けた運行オペレーションおよびビジネスモデルの検討、地域住民による自動運転への受容性の把握など、多角的な視点から行われます。同社らは将来的に自動運転レベル4を想定しているものの、今回は自動運転レベル2での実施を予定しています。走行中はドライバーとオペレーターが同乗して安全を確保し、既存のバス路線と同一の経路・停留所で運行する計画です。

同社らは今後、官民連携のもと、自動運転技術の地域実装に向けた取り組みを加速する、としています。

参照岡崎市における自動運転バスの実証実験への参画について|名鉄バス株式会社