画像:KleinVisionより引用
東欧スロバキアの先進企業KleinVisionはこのほど、同社が開発した実用型の空飛ぶクルマ「AirCar」が、2026年初頭に市販される予定であることを明らかにしました。
情報によると「AirCar」は、スポーツカーのような外観にプロペラを備えた2人乗りの機体です。文字通り陸上も空中も走行できる性能を有しており、わずか2分以内に自動で車から航空機へと変形可能とのこと。地上では最高時速200km、空中では290kmを誇り、約1,000kmに及ぶ航続が可能であるとしています。驚くべきことに、燃料は一般のハイオクガソリンが使用でき、ガソリンスタンドでの給油も可能とのこと。
同社は2017年の開発開始以来、170時間以上の飛行実績と500回を超える離着陸テストを経て、プロトタイプについてはスロバキア運輸当局から型式証明を取得済みとしています。最新モデルについても同様の認証取得を進めており、価格は約80万ドルとのこと。すでに5台の予約が入っているとしています。
なお、KleinVision社は大阪万博で展示されている他社の“空飛ぶクルマ”について「真の空飛ぶクルマとは言えない」と発言。「街中を走行し、空も飛べる設計・性能の両立がなければ、単なる“飛行機のような車体”に過ぎない」と、挑戦的な姿勢を見せている。
参考https://news.yahoo.co.jp/articles/b909d85c060d6cdca9c535b1792cde01c6a57956

