画像:奈良市より引用
奈良市は2025年5月13日、認定NPO法人フローレンス、つながりAI株式会社と連携し、生成AIと専門職員を組み合わせた、自治体として全国初の「ハイブリッド子育て相談」の実証実験を発表しました。
説明によると、実証実験は奈良市によるLINEの公式アカウント「おやこよりそいチャット奈良」を通して提供されます。妊娠中の女性や子育て家庭からの相談に応じ、生成AI「AI(あい)ちゃん」が傾聴や課題整理を行うというものです。また、相談内容によっては専門職員に切り替えることで、多様な相談に応じることが可能です(平日10時~15時)。
実証実験の背景には、奈良市における子育て相談件数の増加傾向が影響しています。奈良市では虐待対応を含む相談件数について2022年に1,238件、2023年に1,645件、2024年に1,584件と推移しています。さらに育児や母子保健、ひとり親支援などの相談件数も増加傾向にある状況です。LINEを通じた相談件数は夜間に集中する傾向にあり、時間や場所を限定しないAIの特性が期待されます。
奈良市は2025年12月31日まで実験を継続する予定です。利用実績等のデータも収集し、本格導入が検討されます。





