新千歳空港で除雪ドローンによる効率除雪実証実験│エバーブルーテクノロジーズ

画像:エバーブルーテクノロジーズ株式会社より引用

エバーブルーテクノロジーズ株式会社は2025年2月、北海道エアポート株式会社およびスズキ株式会社と連携し、無人除雪機「除雪ドローン®V3」を用いた自動除雪の実証実験を新千歳空港内にて開始しました。

北海道の空港である新千歳空港は毎年、多量の積雪が懸念されている空港です。除雪作業は空港運営に不可欠な作業となっていますが、近年、労働力不足や作業負担の増大、さらには気候変動による降雪パターンの変化といった課題に直面していました。今回の実証実験は、これらの課題解決を目指し、スズキが開発する「電動モビリティベースユニット」を搭載した「除雪ドローン®V3」により、遠隔操作と自動運転機能を活用した次世代型の除雪技術の実用化に向けた取り組みです。

エバーブルーテクノロジーズ社は、実際の降雪環境下での作業効率や運用上の安全性、省人化および省コスト効果、さらには電動駆動によるCO2排出削減といった多角的な視点から評価が行っています。実験結果を踏まえて技術の改良および追加開発を進め、将来的には北海道内の各空港への展開も視野に入れているとのこと。除雪作業に伴う負担を大幅に軽減や環境負荷の低減への期待感が高まっています。

参照新千歳空港にて、「除雪ドローン® V3」による自動除雪の実証実験を実施|エバーブルーテクノロジーズ株式会社