画像:桑名市より引用
日本政府は2025年に多数の自動運転バスサービスの実装を目標にしています。これに伴い、全国では現在、多数の自動運転バスの実証実験が実施されています。
桑名市(三重)では2025年1月28日~2025年1月31日の期間、ナガシマリゾートと近鉄長島駅を結ぶ区間で自動運転バスの実証実験が行われました。バスは加速やハンドル操作を自動化する「レベル2」の技術を搭載し、1日4往復の運行を行うというもの。市は実験を踏まえ、将来的には特定条件下で完全自動運転を可能とする「レベル4」の運行を目指しています。
熊本市(熊本)では、2025年2月10日より、熊本城周辺で自動運転バスの実証実験が計画されています。バスはカメラやレーダーなど30個以上のセンサーを搭載し、周囲の状況を360度確認することが可能な車両です。乗務員の補助のもと運行されるが、市は実験を重ねて早期の完全自動運転導入を目指す考えを示している。
三豊市(香川)でも、自動運転バスの実証実験が開始されています。香川高専詫間キャンパス~市内のスーパーを結ぶ6キロの区間を運行するというもので、バスは自動運転「レベル2」環境で運行を予定しています。将来的には市内のコミュニティバスへの導入を視野に入れているとのことです。
自動運転の主目的の1つは、全国的な課題となっている運転手不足や地域交通の維持などです。自動運転バスの普及による地域社会の利便性向上や経済活性化が期待されています。
参照三豊市が自動運転バスの実証実験 開始式で試乗会|香川NEWS WEB
参照熊本市で自動運転バス実証実験開始へ ラッピングしたバス公開|熊本 NEWS WEB
参照完全自動走行目指し自動運転バスの実証実験 桑名市|三重 NEWS WEB

