画像:PR TIMES(神奈川県)より引用
神奈川県は2025年1月24日、ドローンの実用化と普及を促進する取り組みとして公募したプロジェクトに福島県の株式会社manisoniasの「溺者捜索・救助ドローン開発プロジェクト」を採択し、実施すると発表しました。
「溺者捜索・救助ドローン開発プロジェクト」とは、海難事故や水難事故の救助に特化したドローンの実証実験を行うという内容です。実験現場は鎌倉市の材木座海岸で、海岸から複数人が離岸流に流され溺れたという状況を想定し、GPS発信機を搭載したシーマーカーや、複数の救命ウキワを空中から投下できる国産ドローンを使用するというもの。ドローンによる要救助者の早期発見や救助時間の短縮により、救命率の向上が期待されます。
実証実験は2025年2月13日の午前10時~正午まで行われる予定です。投入される機体は約20キロの重量を持つ国産ドローン「SAKURA」で、海難救助に関係する多数の機能を搭載するほか、海面への着陸も可能です。神奈川県は、今回のプロジェクトに対して開発費用の一部支援を行うほか、実証実験後の事業展開に向けた支援も実施するとしていいます。
参照海難レスキュードローンの実証実験を材木座海岸で行います!|PR TIMES(神奈川県)

