つくば市、液や大学結ぶルートで自動運転実証実験

画像:つくば市より引用
つくば市(茨城県)は2025年1月15日、KDDI株式会社、関東鉄道株式会社、筑波大学と連携し実施している市内での自動運転バス実証実験について、つくば駅や筑波大学を通行するルートによる実験を発表しました。

つくば市や連携機関による実験は、2025年1月20日~2025年1月24日、1日5便のペースで行われました。運行ルートは、くば駅のバス停を起点として、筑波大学を循環する右回りコースで全6か所のバス停に停車するというもの。実験に投入されたのは自動運転機能を備えた16人乗りの中型バスで、実験中は安全上の理由からドライバーが搭乗。自動運転レベルのうち下から2番目の「レベル2」での運行となりました。

実験期間中、自動運転バスの安全性や交通効率の検証に加え、自動運転バスによる他の交通期間への影響に関する調査も実施されました。一部の交差点やバス停付近にモニターカメラを設置し、自動運転バスの走行が周囲に与える影響を詳細に記録するというもので、実験後、詳細な内容が検証される見通しです。つくば市は2027年を目標に、自動運転バスの実用化を目指しています。

参照令和6年度 自動運転バスの実証実験|つくば市