バローホールディングスの子会社である中部薬品株式会社は2024年12月26日、医療MaaSを展開する株式会社M-aidと共同で、自社施設「V・ドラッグ」敷地内にて輸送ドローンの飛行実験を行いました。
情報によると、実験は将来的に中部薬品社が医薬品のドローン配送を行うための実験です。同社は2025年度にも敷地外での実証実験に踏み切り、2027年に事業化を目指しています。
物流の人手不足問題は、全国各地で多数の懸念となってますが、特に人命に関わる医薬品や災害支援物資の配送は重要度が高く、多数の実験が繰り返されています。2024年度には、株式会社薬けんなどが全国初事例となる調剤薬局間のドローンによる物流実証実験を大分県内にて実施。愛知県は1つの運行システムで複数のドローンを同時に操作する実験を、人口集中地区(DID地区)内にて実施しました。
中部薬品株式会社による事業化も、物流の新たな選択肢として、期待が寄せられています。

