画像:宇城市より引用
宇城市(熊本)は2024年12月18日、自動運転バスによる熊本県内初の公道実証実験を行いました。
実験は、宇城市内の大型商業施設とJR小川駅を結ぶ区間を、2024年12月18日~2024年12月24日の7日間、1日8便ほど運行するというものです。採用された車両は複数のカメラやセンサーを搭載し時速約20km程度で走行する車両で、試乗者は「静かで快適」など好意的な反応を見せました。
日本は現在、全国各地で自動運転車両に関係する実証実験が進められています。背景には人口減少や高齢化、人手不足問題などが影響しています。特に地方では物流や交通機関を担うドライバー不足が強く懸念され、自動運転はこれらをカバーする存在として期待されています。
なお、日本政府は、2025年度までに約50カ所、2027年度には約100カ所で地域交通における自動運転の実用化を目指しています。

