画像:富士吉田市より引用
富士吉田市(富山)は2024年9月11日より、山梨県道路公社が管轄する富士スバルラインにて、自動運転EVバスの運用実験を開始します。
富士スバルラインとは、富士山のふもと~5合目を結ぶ約28キロの有料道路です。南アルプス、八ヶ岳、秩父山地などを見渡す観光名所として知られますが、近年は訪日外国人客の増加により混雑の解消や環境配慮の姿勢が求められていました。
今回の実証実験は、富士スバルラインを自動EV車両を投入することで、効率的な配送と脱炭素社会の両立を目指す試みです。富士吉田市によると、投入するEV車両は16人乗りのバスで、時速約35キロでの走行が可能とのこと。実験は2024年9月11日~2024年11月19日の約2カ月間で、開始当初は情報収集のための走行テストを行い、試乗会を経て実験に投入する見通しとなっています。なお、投入するEVバスは自動運転機能も備えていますが、安全のため、オペレーター搭乗の上で実験を行う計画です。
富士吉田市は実験を通し、将来的には自動運転EVバスの導入を目指すとしています。