先進技術に伴う負の側面を直視させられる事件です。警視庁は2024年5月28日、不正に情報を引き出すことを目的にランサムウェアを作成したとして、20代の男性容疑者を逮捕(不正指令電磁的記録作成)しました。
ランサムウェアは実行先のデータを暗号化し身代金を要求する、制作に高度な知識を必要とするソフトウェアです。男性は開発に必要な知識を持っていませんでしたが、生成AIを利用し制作。さらにSNSを通じて知り合った女性のスマートフォンに送り込んでいた疑いが持たれています。
警視庁によると男性は容疑を認めています。動機は楽にお金を稼ぐためで、生成AIに目的を伏せて依頼する方法でランサムウェア開発を進めていたとのこと。女性に送り込んだランサムウェアは何らかの理由により動作しませんでしたが、警視庁がソフトウェアを検証したところ、データの暗号化や身代金送金先の表示機能が確認されました。
SNSでは「能力の間違った使い方」や「無敵の人の新しい攻撃」など、様々な意見が交わされています。
参照「ランサムウェアを使って楽に稼ぎたかった」生成AIでウイルス作成容疑の男/産経新聞
埋め込みツイート
能力の間違った使い方ですね。その様な人材が出現するという事は、古参財得権益による排他雇止めがあるからかと。
— R⇔L⇔R=EARTH (@YasusyTaki) May 28, 2024
これから企業に恨みあるやつがウイルス作って報復しそう
無敵の人の新しい攻撃— 汐吹きジョニー/八十栄福祐/yasoe-fukusuke (@newsmatomenai) May 28, 2024