米国Googleは2022年11月2日、ニューヨークにて開催された同社研究部のイベントにて、与えられた言語情報からAIが高品質動画を作成する驚異的な技術を公表しました。
同社によると動画制作AIは開発段階にあるものの、既に制作にも成功している様子です。イベントでは「木に引っかかった風船が飛び立つ」、「広大な庭園を歩くキリン」、「キリンと風船がぶつかる」などのシーンを収録した50秒ほどの動画を公開されました。
文字から画像や動画を作成する技術は世間の関心度が非常に高く、いま最も注目を集めている技術のひとつです。2022年度は、与えられたプロンプト元にイラスト制作を行う「Midjourney」や「Stable Diffusion」が登場しましたが、いずれも登場直後から注目を集め、一部では既にビジネスと化す動きを見せています。
今回Google社が公開した動画は、解像度も高くCGとは思えないほどの高いクオリティを誇っています。SNSでは近い将来、世の中を席捲するという声もあがっています。
動画を掲載したツイート
1/ From today’s AI@ event: we announced our Imagen text-to-image model is coming soon to AI Test Kitchen. And for the 1st time, we shared an AI-generated super-resolution video using Phenaki to generate long, coherent videos from text prompts and Imagen Video to increase quality. pic.twitter.com/WofU5J5eZV
— Sundar Pichai (@sundarpichai) November 2, 2022