画像:福井市より引用
福井県福井市は2021年2月1日、市民からの問い合わせ対応のうち一部業務に、人工知能を取り入れたAIチャットボットを導入すると発表しました。
発表によると、チャットボットが対応する業務は住民票や戸籍・マイナンバーカードに関する応答業務。市民から寄せられる質問をAIに学習することで、およそ200パターン程度の対応から適切な応対を導き出すとのこと。
チャットボットは市がSNSのLINEで公開する「福井市LINE公式アカウント」を通じて利用可能で、無料で使用できるとしています。
官民双方にメリット期待か
福井市はAIチャットボットの導入メリットについて、24時間気軽に利用できる点を挙げています。
市役所には開庁時間が定められていますから、通常、時間外に質問はできません。しかし、AIチャットボットは24時間いつでも利用できるシステムのため、市民側は時間の制約を受けることなく、気になった点を質問できるとのこと。
また、市役所に寄せられる問い合わせは、日々膨大な量であるため、対応する職員が忙殺される側面がありました。AIチャットボットがその一部を引き受けることで、職員への負担軽減に繋がるとのこと。官民双方にとって、メリットが期待されます。
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