石川県加賀市は2019年8月、9月提出予定の補正予算案に「遠隔操作分身ロボット(アバター)」の導入費用を盛り込む考えを明らかにしました。
アバターとは、モニター画面を取り付けた自走式のロボット。職員が市民に対して適切なサービスを提供したり、著名人が施設などの案内を進めるなど、遠隔地にありながら接遇できるなどのメリットが想定されています。
全国初の事例となるか
加賀市はアバター技術の実用化に向け、ANAホールディングスと技術推進に関する連携協定を結んでいます。市が提案する計画では2020年1月以降に2台ほど導入される予定。導入後は実証実験を繰り返しながら、実用化を目指す考えです。
アバター導入が全国の自治体に導入された事例はなく、実現すれば加賀市が初の事例となります。
参照アバター導入へ実証実験 加賀市が補正予算案/Yahoo!ニュース