画像:熊本県より
熊本県は2019年8月7日、子育て世代の困りごとや家並みごとに人工知能で対応するシステムを導入したと明らかにしました。都道府県単位では初の試み。
同システムは人間による対応と異なり、24時間休まず、無料で相談に応じるなどの長所を有していると説明。既にシステムの開発は完了しており、2019年8月28日より一般公開となる見通しです。
県のLINE公式アカウントを通じて利用
熊本県によると、相談システムは国民が広く親しんでいる通話アプリ「LINE」を通じて利用できるよう組み上げられているとのこと。
利用者は熊本県の公式アカウントを通じてアクセスし、予防接種や保育園の空き状況など子育てに関係する必要な情報を入力すると、すぐに回答を出すとのこと。
AIを搭載しているので、やり取りを重ねるうちに必要な情報を洗い出し、適切な市町村区のウェブサイトなどを紹介することもあるという。県の担当者は電話より気軽に使える点などを挙げ、利便性向上につながるとシステムの実装に期待を寄せています。
参照全国初、AIが子育て相談 熊本県で28日から開設/Yahoo!ニュース