画像:Tier Ⅳより
愛知県は2018年6月13日、平成30年度自動運転実証推進事業の実施を発表しました。
発表によると、愛知県は今後第5世代移動通信システム「5G」を活用や複数台の遠隔型自動運転車両の同時走行などの実証実験を計画。日本の自動運転技術開発の先駆けとして、多くの事業を手掛ける計画を明らかにしました。
主要3都市で実施を計画
愛知県によると、本年度の事業は豊橋市、一宮市、常滑市の公道及び閉鎖道路で行う予定を示しています。
使用車両はエスティマの他に、Tier Ⅳの「マイリー」や「ロージー」などを使用する計画。いずれも5G通信環境の導入など非常に興味深いコンセプトを有しており、多くの期待が寄せられています。
豊富な実績を持つ愛知県
愛知県内で行われた実証実験はこれまで合計25箇所で行われ、実証路線の総延長は約63km・総実装距離は約3,500kmを記録しています。
愛知県は大手自動車産業のおひざ元となる県であり、それだけに自動運転に対しては全国でも積極的な地域。
愛知県知事の大村氏は、社会的なニーズと実用化に向けて、(技術の)高度化に意欲を示しています。