画像:チバテレより
千葉県千葉市にて2018年6月12日、老朽家屋の状態をドローンを使って調査する実証実験が行われたことを発表しました。
大きな施設の屋根など、人の目が届きにくい部分をドローンを使って観察することにより、老朽化の状態をチェックするとのこと。実験は千葉市の組織「ちばドローン実証ワンストップセンター」に寄せられた相談をベースに実施されたと報じています。
千葉市内の中学校体育館で実施
今回の実験対象となったのは、千葉市立天戸中学校の体育館です。
該当体育館は老朽化が進み大規模修繕の予定ですが、センターはこの体育館の状態を調査するために、ドローンで観察を行いました。
千葉市の発表によると、撮影したデータはPC端末で結合し、三次元データとして老朽化の度合いをチェックするとのことです。
ちばドローン実証ワンストップセンターとは?
「ちばドローン実証ワンストップセンター」は、国と千葉市が共同して設立した組織です。
ドローンの実証実験を促進することで、ドローンや関連先進技術の早期本格化が目的。実証実験を検討する事業者に対して、必要な手続きや情報提供を行っているとのこと。今回の実験も、同センターに寄せられた相談を契機に、実施したとのことです。