画像:Waymoより
大手IT企業Google傘下の「ウェイモ(Waymo)」は、同社の自動運転車の具体的な販売計画を明らかにしました。同社発表によると、Fiat Chrysler Automobiles(FCA社)のミニバン「パシフィカ」に自動運転技術を搭載する見通しです。
同社はFCA社から合計6万2,000台の「パシフィカ」を購入。一般利用者に向けに販売する車両に対しても自動運転技術搭載の協議を進めています。
予定を大幅に上回る導入規模
ウェイモは2018年1月に、FCA社の車両に対して数千台規模での導入を発表しています。
その後の具体的な発表は行われませんでしたが…今回はなんと予定を大幅に上回る6万2,000台との大胆かつ大規模な計画を発表。車両調達費用だけでも莫大な費用になるため、非常に大きなチャレンジとして受け止められています。
ホンダ車への技術供給の可能性も
ウェイモは2009年と非常に早い段階から自動運転技術に着目し、開発レースの先頭を切ってきた存在です。
今回の計画の他にも自動運転技術の様々な活用方法を検討しており、現在はホンダとトラックなどの車両に対して自動運転技術の搭載を協議しているとのこと。
同社は現在米国シリコンバレーやサンフランシスコを中心に、パシフィカ600台でのテストを実施しています。