静岡県で産学官連携プロジェクト発足、自動運転の実証実験を目指す

画像:株式会社タジマEVより

タジマグループ企業の株式会社タジマEVは2018年5月29日、静岡県袋井市で開催される「しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト」および「エコパドリームプロジェクト協議会」に参画することを発表しました。

両プロジェクトの発足式は2018年5月28日に静岡県庁で行われ、産学官連携にて自動運転の実証実験を行う場を創出するというもの。同社は電気自動車やドローン分野にて、培った技術を活かす考えです。

先進技術の実証実験を計画

同社らは「しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト」の一環として、小笠山総合運動公園周辺での自動運転実証実験を計画。

プロジェクトでは2人乗りのEV車両「タジマEV」や、名古屋大や静岡理工大らが持つ制御システムに加え、県が保有する県道1,000キロ分の3Dデータの活用して、自動運転期待されています。

本年度中にも実験か

同プロジェクトは急速にその歩みを進めており、エコパスタジアム周辺の公道約1キロで実施を計画。安全性や適性速度などを協議・調整しつつ地域住民の理解を得られるよう働きかける予定です。

なお、プロジェクトは2018年からの3か年計画ですが、実験は早ければ2018年度中に行われる見通しです。

参照株式会社タジマEV
参照Yahoo!ニュース