自動車会社ボッシュがポルトガルにて技術センターを開所!自動運転に欠かせないセンサー等を開発予定

画像:ボッシュより

大手自動車メーカー「ボッシュ」は2018年5月30日、自動運転向けのセンサーやソフトウェアを開発するために、技術センターを開所したことを明らかにしました。

同センターはポルトガルに設置され開所式を開催。式にはポルトガルのアントニオ首相やドイツのメルケル首相が出席。同社の技術進展に対する、期待の大きさを象徴する出来事となりました。

200人以上のエンジニアが活躍

今回開所した技術センターは、なんと200人以上のエンジニアの雇用を計画しています。

ボッシュの発表では、2018年末までに目標人数を揃え、自動運転車に求められるセンサーやソフトウェア開発に拍車をかける考え。更にボッシュはポルトガルの「Minho大学」と研究提携を行うことで、同センターで行われる研究に役立てる計画を示しています。。

激化を増す自動運転開発競争

自動運転の技術開発は、水面下で激しい競争を繰り広げています。2018年3月に自動運転車の死亡事故が発生し、業界の中では「自動運転の実験は一旦停止すべきだ」との声もありました。

しかし、技術競争は激しさを増す一方で、自動運転に対する期待感はやはり大きなものと言わざるを得ません。今回のボッシュの発表も、安全な自動運転車の開発を成功させる、大きな一歩となるでしょう。

参照 ボッシュ
参照 Yahoo!ニュース