2018年3月3日、兵庫県淡路市の「夢見台サスティナブル・パーク」にて、自動運転の実証実験が行われました。今回の実証実験は、2017年11月に神戸市で行われたものに続く、県内2回目の事例です。
安全面が大幅に向上したのか、今回は市民による試乗会も実施。多くの人が技術の進歩に驚きと共に実感。自動運転に対する期待感が報道されました。
時速35キロで走行
今回の実証実験は、夢見台パーク内を通る公道を走行するというシンプルな内容。事前に登録された3Dマップとセンサーにより走行を制御し、実験内容そのものはこれまでのものとと大きな差はありません。
ところが、今回の実験は時速35km相当と速度面が大幅に改善。従来の車両が時速10km相当であった点を考慮すると、大幅に速度面が向上しています。(当然、今回は範囲を限定したものであり、単純な比較はナンセンスですが…)
コンパクトシティーの実現へ
夢見台サスティナブル・パークは、兵庫県淡路市が目指す「あわじ環境未来島構想」の中心的地域です。
同市は生活基盤の充実化を目指した「コンパクトシティー」の実現に向けて、自動運転車両をスクールバスや、高齢者のインフラ整備に導入したい考えを示しています。
〈参照〉
通常と変わらない 淡路で自動運転サービス実証実験/神戸新聞NEXT