画像:日本郵便より
2018年3月5日、日本郵便は東京都内で輸送用自動運転車の実証実験を行う予定を公表しました。日本郵便によると、実験は2018年3月12日からスタート予定。
将来的な実用化を目指して、安全性や実用性を検討。配送業界全体で叫ばれる人手不足問題の解消に向けて、AI自動車が動き出します。
霞が関と銀座を往復
今回の実験は、日本の中心である霞が関―銀座間を往来。中継地点となる西新橋郵便局も交えて、安全に移動できるかなどをテストするとのことです。
なお、実験車両はアイサンテクノロジーらが開発したものを使用。事前に取得した3次元データをベースに、カメラとセンサーで走行を実現すると説明しています。
安全性を確保した上での実験
自動運転車の実証実験において、最も問題となるのは「安全性」です。今回の実験も安全性に配慮して人が搭乗する方針ですが、車両の前後に車をつけることでより高い水準での安全性を確保しています。
日本郵便は現在の「レベル3」相当の技術水準から、無人自動運転へ繋がる「レベル4」への移行を目指しており、開発を進める考えを示しています。