会話型AI「Googleアシスタント」、日本語版が正式にリリース!

画像:GoogleアシスタントWEBページより

米グーグル日本法人は29日、Androidスマートフォンにおける会話型人工知能(AI)「グーグルアシスタント」の日本語版提供を開始したと発表した。Googleアシスタントは、昨年の10月に行なわれた新スマートフォン「Pixcel」の発表会にて紹介された機能だがこれまで日本語では利用できなかった。

今後は年内発売予定のAIスピーカー「Googl Home」にも搭載される。

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Googleアシスタントはホームボタン長押しか、「OK, Google」と声をかけることで起動。Googleは「まるで人と話しているように、自然に会話できる」としており、スケジュールの確認や、行き先への最適な交通手段、Googleフォトからの写真検索、メッセージ送信なども音声を通して行なえるようになる。

Googleアシスタントは、アンドロイドのバージョン「6.0」と「7.0」搭載のスマホに自動的に導入される。

Googleは今後、自動車や家電などにも導入することを検討している。

国内企業の会話型AIをめぐっては、NTTドコモが2012年から「しゃべってコンシェル」を導入、搭載スピーカーも開発中だ。ソフトバンクとヤフーも、ショッピングサイトで商品購入ができる機器を開発している。LINEは親会社の韓国IT大手ネイバーと開発したAI「クローバ」を搭載したスピーカー「ウェーブ」を今夏に発売予定など、音声入力するAI搭載機器開発に各社とも力を入れている。

<参考>
いつでもどこでも。あなただけの Google アシスタント/GoogleAssistant
グーグルAI、日本語対応開始 LINEは今夏 各社、アマゾンに先行/SankeiBiz
AI活用の音声入力機能「Googleアシスタント」の日本語版が提供開始/PC Watch