人工知能搭載「Google Home」2017年内に日本に上陸予定!

画像:Googleホームページより

2017年5月18日(日本時間)に、Googleの開発者向け会議「Google I/O」が開催され、人工知能を搭載したスマートスピーカー「Google Home」が2017年夏に発売されることや、対話型AIの「Google アシスタント」が日本語に対応・iPhoneでも使用可能になることが発表された。

対話型AIの「Google アシスタント」、日本語&iPhone使用が可能に!

「Google Home」に搭載されている対話型AI「Google アシスタント」は、新しく日本語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語に対応することが明らかになった。
今後はiPhoneの「Siri」のような使い方が可能になるとのこと。また、iPhoneやiPadなどのiOS端末で使用できる「Google Assistant for iOS」も発表されたが、現在のところは米国のみの販売で、日本でのリリースは未定となっている。

2017年内に日本に上陸予定!人工知能搭載の「Google Home」

「Google Home」は、「Google アシスタント」を搭載したスマートスピーカーで、話しかけるだけで音楽を再生したり、天気やスケジュールなど知りたいことをGoogle検索から教えてくれたり、アラームやスケジュールを管理したりできるデバイス。

自宅に設置しているIoTデバイスを連携すれば「Google Home」から操作することもできる。マルチユーザーに対応しており、最大6人のユーザーアカウントを登録可能。音声から特徴を検出してユーザーを識別するのだが、誰の音声かを認識するのにかかる時間はほんのミリ秒単位という。

「Google Home」の新機能

これまでの「Google Home」は機能面で、Amazonの「Echo」に及ばない部分があった。しかし、今回の「Google Home」は、話しかけるだけで通話を発信するハンズフリー機能が搭載。声を認識し、そのユーザーの連絡先から相手を検索して電話をかけてくれる。「Google Home」からの着信は非通知と表示されるが、カスタマイズも可能とのこと。

また、ユーザーが「OK, Google」と話しかけなくてもカレンダーの予定や天気といった情報を教えてくれる機能も追加される。また、「Hulu」、「Spotify」、「SoundCloud」、「Deezer」といったサービスを「Google Home」からコントロールすることが可能になる。今までは未対応だったBluetoothにも新しく対応。さらに、Chromecastのアップデートで、「Google Home」をテレビに映し出せるようになる。

「Google Home」は2017年内に、日本、カナダ、フランス、ドイツ、オーストラリアで発売されることが明らかになっている。価格は米国では129ドルで販売されており、日本での価格はまだ発表されいない。

<参考>
GoogleのAIスピーカー「Google Home」がついに日本上陸! 人工知能で何ができるのか?/価格.comマガジン
TVとも連動。日本に上陸する「Google Home」ができるようになること、すべて/GIZMODO