画像:AlterSkyより引用
物流ドローンやドローンショーの企画・運航を手がけるAlterSkyは2026年4月28日、屋久島国立公園の山岳部で、ドローンによるし尿運搬試験に成功したと発表しました。同社によると、ドローンを使ったし尿運搬試験は国内初としています。
試験は2026年3月6日、鹿児島県屋久島町の山岳エリアで実施されました。ドローンは水平距離約2.5キロ、高低差約520メートルのルートを飛行し、計9回のフライトで約200キロのし尿ポリタンクを運搬しました。作業時間は約3時間で、操縦者や補助者、機体監視員を含む5名体制で行われました。
今回の試験では、平均風速6メートル、瞬間最大12メートルの山風が吹く環境でも安定した飛行を維持したとされています。また、回収地点は短辺4メートル未満の狭いスペースでしたが、精密な操縦により安全に離着陸と荷卸しを行いました。山岳部のように人の移動や重量物運搬が難しい場所で、ドローンが実用的な運搬手段になり得ることを示した形です。
AlterSkyは、今回の結果について、人力運搬に比べて身体的負担を抑えられ、ヘリコプターより柔軟に運航できる可能性があると説明しています。今後は、屋久島で得られた成果をもとに、国立公園や山岳観光地など、維持管理が難しい地域でのドローン活用を広げていく考えです。
参照【国内初】AlterSky、屋久島国立公園でのし尿運搬試験に成功|AlterSky




