スーパーマーケットで自律走行型ロボット「Lanky Porter Pro」実証実験│ブルーチップ株式会社

画像:アットプレス(ブルーチップ株式会社)より引用

ブルーチップ株式会社は2025年12月3日、キングソフト株式会社、株式会社いちやまマートとともに、スーパーマーケットの「いちやまマート玉穂店」にてAI搭載自律走行ロボット「Lanky Porter Pro」を活用した店舗運用の実証実験の開始を発表しました。

「Lanky Porter Pro」とは、14インチの大型ディスプレイを備え、動画と音声によるコミュニケーションを可能とする、自律走行型のロボットです。販促用の画像・動画表示、音声案内、自動充電、最大60キログラムの積載能力などを備え、店舗オペレーションの一部を担うことが可能です。販売促進部門の人手不足が課題となる地方スーパーマーケットにおいて、巡回しながら情報を届ける役割から業務効率化が期待されています。

実証実験は2025年11月14日~2025年12月中旬まで行われる予定です。ブルーチップとキングソフトは今回の実証を通じて、AIロボットの導入効果を多面的に検証し、スマート店舗モデルの構築に活かす、とのこと。将来的には万引き抑制やバックヤード作業など人的リソースの代替領域まで適用範囲を広げ、ドラッグストアやホームセンターなど異なる業態への展開も視野に入れれています。同社らは地域住民の買い物体験向上と地方創生への貢献を目指し、ロボット活用のさらなる可能性を探っていく方針です。

参照スーパーマーケットにおけるAIロボット実証実験開始|アットプレス(ブルーチップ株式会社)