画像:東日本旅客鉄道株式会社より引用
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は2024年2月8日、同社池袋駅及び武蔵溝ノ口駅のみどりの窓口付近にて、avatarin(アバターイン)社のアバターロボット「newme(ニューミー)」による遠隔対応サービス実証実験を開始すると明らかにしました。
みどりの窓口は、JRグループ旅客全社の乗車券等を扱う、長距離対応の券売機です。近距離移動の券売機と比べ多様なニーズに対応できるいっぽうで、操作のヘルプなど駅員の手が必要とされる機会も多い券売機です。
同社が実施するのは、移動可能なロボット「newme(ニューミー)」による案内業務の遠隔対応化という内容です。みどりの窓口に並ぼうとするユーザーへの声をかけや指定席券売機への誘導や切符購入方法の案内などを実施。実験を通してアバターロボットに対する社会受容性や安全性、操作性、施設環境などを評価するとしています。
JR東日本は、ユーザーサービス向上や労働人口減少の影響などを踏まえ、今後も案内業務のDXに取り組んでいくことを明らかにしています。
参照みどりの窓口にてアバターロボットによるご案内の実用検証を行います