画像:宇都宮市より引用
栃木県宇都宮市はこのほど、人工知能によるヒアリングを通じてオススメ飲食店を紹介してくれるサービスを大手SNSアプリケーション「Lineアプリ」を通じて提供したと明らかにしました。
情報によれば、サービスはLine公式アカウント「コレメッケ宇都宮」に友達登録すると利用できるもので、「餃子を食べるのは何回目か?」、「老舗かニューオープンか?」、「現在はどこか?」などの質問に回答することで人工知能がユーザーの状況を分析し、最適なお店を紹介するというもの。
紹介サービスは宇都宮名物の餃子だけでなく、カフェやバーに加え、観光スポットなども含まれており、一人旅行からファミリー層まで幅広いユーザー層に対応。さらにスタンプラリーやオンライン予約などのサービス展開を進め観光客の回遊利便性の向上を進めています。
AIヒアリング、観光案内としては全国初
宇都宮市によると、「コレメッケ宇都宮」の提供は全国自治体で進められている「スマートシティ構想」の実現に向けて行うものです。
事業は日本電気株式会社および株式会社下野新聞社と共同で実施しているもので、2021年11月25日~2022年2月16日にかけて実施する予定とのこと。なお、市によると、人工知能がユーザーの状況にマッチした情報を提供するサービスは全国で初の試みで、今後さらに対応店舗を増やしていくとしています。
参照スマートフォン通信アプリ「LINE」を活用した回遊促進策に関する実証実験を開始します!