画像:SEQSENSE株式会社より
成田空港は2020年2月4日、自動警備ロボット「SQ-2 SECURITY ROBOT」を構内第3ターミナルに配置すると明らかにしました。
同港は既に第1、第2ターミナルで合計4台のロボット警備を導入していますが、第三ターミナルはこれが初の事例。第3ターミナルは主に、格安航空便(LCC)が就航する区画です。LCC利用者は年々増加傾向にあるため、省スペース&高機能な同ロボットを配置し、業務の効率化を狙うものと見られています。
3Dライダーと360度カメラで空間認識
「SQ-2」は全長130cm・重さ65kgと、子供の背丈ほどのロボットです。タテに流線形をしたフォルムが印象的で、本体上部には空間認識に使用する3Dライダーと360度カメラを搭載。3か所に取り付けられたカメラで全方位のデータをくまなく採取し、人や障害物はセンサー情報に従い自動で回避する性能を持っています。
対応業務も広く、あらかじめ設定したルートに従って巡回警備をこなしなり、登録データと照合し不審物を発見するなど、さまざまな用途に使用できます。人手不足問題の新たな解決策に、期待が寄せられています。
参照成田空港、LCC専用ターミナルに最新型ロボットを導入、東京五輪に向けた館内警備の強化で/Yahoo!ニュース