Amazonのアレクサがブラジルに対応、エンドユーザー向け人工知能も世界的な潮流へ

米国Amazon.comは2019年10月2日、同社の人工知能による音声アシスタント「アレクサ」をブラジルで発売する方針を明らかにしました。

同国で発売するのは、最も小型かつ安価なモデルの「Echo Dot」に、画面付きの廉価モデル「Echo Show 5」、スタンダードモデルとなる「Echo」の3種類。いずれも低価格モデルで揃えており、予約販売で更に減額する見通しです。

アレクサ、いずれ全世界に展開か

アレクサは性質上、安定的なネット接続環境を必要とするため、これまでは先進国やインドを中心に展開されてきたモデルです。しかし、最近は途上国のインフラ事業も急速に進んでおり、いまや大多数の国家で高速通信が実現しています。Amazonは現在、ブラジル事業を急速に拡大しており、有効会員サービス「アマゾンプライム」のサービスもスタート。

今回のアレクサ投入により、ブラジル国内の認知度は更に高まるものと見られます。