画像:NECより
NECは2019年10月7日、愛知県名古屋市の市庁舎にて、自律走行型のロボット「YUNJI SAIL」の実証実験を開始しました。
庁内は人々がさまざまな方向に向かって進む混然とした環境ですが、ロボットは障害物を認識しながら進行する機能を備えており、目的地まで安全に進むことができるとのこと。NECは実証期間を2019年10月~2020年1月と示しており、収集したデータをもとに改良を進める考えです。
多様な機能で案内約を担う
導入されたロボットは、一般的な来庁者の案内役を担います。本体には32型の大型タッチパネルが取り付けられ、来庁者が目的地タップすると自動走行して案内してくれるというもの。さらに動画や画像を表示する機能も付いており、目的地に関係のあるコンテンスを視聴する機能も。
従来、庁内の案内役は職員らが担っていましたが、人手不足の影響でロボットに任せ、負担軽減を狙っているとのことです。
参照NEC、名古屋市庁で自律走行ロボット使った実験 窓口案内を人の代わりに担当/Yahoo!ニュース