画像:三重県ホームページより
三重県は2019年7月、参議院選挙の有権者からの問い合わせに対応する「チャットボット」を導入したと明らかにしました。
導入されたチャットボットには合計70通りの質疑応答が用意され、一部の質問に対してはAI機能が対応すると発表。選挙関連に特化したチャットボットの導入は、全国初の試みとのことです。
有権者の利便性向上と職員の負担軽減に貢献
選挙前は有権者から県への問い合わせが殺到するシーズンです。県はチャットボット導入のメリットとして、有権者の利便性の向上と職員の負担軽減の2つの効果を期待。
チャットボットによりユーザーは目的とする答えに素早くたどり着くことができる他、職員は問い合わせ対応に費やしていたリソースを、選挙準備に専念できるメリットがあるとしています。
選択肢を選ぶだけ
当サイトで三重県のホームページを訪問したところ、チャットボットは選挙対策管理委員会のページにありました。はじめにいくつかの選択肢が表示され、聞きたいコトを選んでいく方式。候補者情報をクリックすると入力欄が表示され、政党名や候補者名で検索できる仕組みです。
実際に試してみたところ、候補者はフルネームで調べなくても、苗字など一部の情報で自動で検索表示するなど、多少融通が利くようです。
参照参院選で「チャットボット」 三重県選管が全国初導入、質問に自動回答/Yahoo!ニュース