画像: Panasonicホームページより
パナソニックが開発したAIロボット「エボルタNEOくん」が、ノルウェーのリーセフィヨルド(高度1,000m)を登頂するという快挙を成し遂げました。
AI技術の高まりを受けて、話題を呼んでいます。
エボルタNEOくんとは
エボルタNEOくんとは、パナソニックが保有するAI型ロボットです。メイン開発者はロボット技術開発において世界的に知られるロボットクリエーターの高橋智隆氏。
パナソニックの発売する乾電池「エボルタ」を動力に稼働するロボットです。
フィヨルド登頂に至るまでの挑戦
エボルタNEOくんがフィヨルドを登頂するまでの経緯は、単純な道のりではありませんでした。
2008年から行われている本企画は、事前の作戦会議やロケハンを幾度となく行い、過去、大分県九重にある「夢」大つり橋でのテストや、米国グランドキャニオンの断崖絶壁(約500m)を経てのチャレンジ。
多くの優秀なクリエイターの支援を受けての挑戦です。
11時間かけて登頂成功!
初挑戦は7日。搭載されたリアルタイム追跡撮影機能を経由し、多くの人が見守るなか、行われました。しかし、残念ながら1回目の挑戦は天候も悪く、ゴールを目の前にして電池切れ。涙を飲むこととなったのです。
ところが、8日の再チャレンジは天候にも恵まれ、エボルタNEOくんはフィヨルドの断崖絶壁を快調に上り続けます。途中何度か不安を感じる部分があったものの、約11時間半かけて無事登頂を達成。
なお、本企画はインターネット動画サイト「ニコニコ動画」が提供する「ニコニコ生放送」と連動。現地スタッフや「ニコニコ生放送」を経由して見守っていた視聴者たちを、大いに賑わせました。