FLIGHTSの「DroneAgent」とソフトバンクC&Cが提携、空撮サービス提供を開始

2016年9月30日、ドローンを使用した、空撮パイロットのマーケットプレイス「DroneAgent(ドローンエージェント)」を運営する FLIGHTS は、ソフトトバンク コマース&サービス(ソフトバンク C&S)と提携し、法人向けに日本全国でドローンを使った空撮サービスの提供を開始したと発表した。

サービス概要

今回の提携により、PR画像や不動産紹介、眺望写真、イベント撮影などの【空撮案件】をソフトバンクC&Sが受注、予算やシーンにあわせて、DroneAgent がプランを提案し、ドローンパイロットを現地に派遣することが可能となります。

必要に応じて、フライトエリアへの事前連絡、国土交通省への申請、空撮後の映像編集などの業務も DroneAgent で代行されます。

価格は静止画で59,800円から、動画で89,800円からとのこと。

空撮が身近に

DroneAgent には現在、グライダーパイロット経験者・免許保持者も含め、全国に約7名ほどの実績あるドローンパイロットが登録しているそうです。

以下、DroneAgent の提供元 FLIGHTS の創業者で代表取締役の峠下氏コメントです。

今後も日本や海外の大手企業との提携により、ドローン空撮に関する提携をいくつか予定している。
これらの提携に共通するスキームは、DroneAgent はパイロットの修練、品質が高い撮影サービス、安全なドローンの運行に注力し、提携先企業が営業プロセスを担うというもの。

また、ソフトバンク C&S では今回の Flights との提携に先立ち、全国7つの企業や団体との連携により、ドローンの講習プログラムの受託を拡大しています。

ドローン活用の今後

2016年3月、インプレス総合研究所から発行された「ドローンビジネス調査報告書2016」の試算によれば、日本のドローンビジネス市場は2015年から2020年にかけて、104億円から1,138億円にまで急成長すると予測されています。

エンターテインメントや物流など、幅広い業種においてドローンに特化した新サービスが誕生することが期待できます。