画像:大日本印刷(DNP)より引用
大日本印刷(DNP)は2026年9月17日、長崎県や県内の大学と連携し、AIで道路の危険な場面を分析する実証を始めたと発表しました。
実証は、自動運転車の走行ルートや運行条件の検討に必要な情報を整理することが目的です。長崎市などでタクシーなど10台以上から走行映像や位置情報を収集し、AIで道路の形状や歩行者、自転車の動きを読み取ります。その内容を場所や時間帯ごとに比較できるデータに変換し、既存の交通事故や危険場面に関する情報と照合することで、地域特有の危険や天候による違いを分析します。
分析結果は人が確認したうえで、自動運転車を走らせるルートや時間帯、監視方法などの検討に活用します。これにより、地域の交通事情に応じた導入条件を整理しやすくなることが期待されています。
同社によると、事前の小規模な試験では、映像から事故リスクを抽出する処理時間を、人による作業と比べて約79%短縮しました。ただし、試作段階の暫定評価であり、実運用での効果を示すものではありません。同社は2027年3月末までに今回の手法の有効性を検証し、他の地域でも自動運転の導入検討に役立てる方針です。
参照長崎県で自動運転車の導入検討にAIを活用|大日本印刷(DNP)




