米スタートアップの1X Technologiesが人型ロボ「NEO」を本格生産、年間10万台規模の生産体制を目指す

画像:Forbesより引用

米シリコンバレーに拠点を持つロボティクススタートアップの1X Technologiesは2026年5月、家庭向けヒューマノイドロボット「NEO」の本格生産を開始したと発表しました。

同社が公開した情報によると、NEOは身長約168センチ、体重約30キロの人型ロボットです。基本的な片付け、物の受け渡し、ドア開け、スケジュール管理、会話内容の記憶、洗濯物の整理など、家庭内支援を想定した動作に対応しているとのこと。カメラやセンサーを通じて生活空間の情報を把握し、ユーザーの住環境に合わせて行動する設計としています。

技術面の特徴として、柔らかい外装と軽量な身体構造に加え、独自の腱駆動システムが注目されています。モーターやバッテリーパック、制御系部品、ポリマー製の外装まで内製化することで、コストや品質、改良速度を管理しやすくする狙いがある、とのこと。同社はNEOを2万ドルで販売するとともに、月額499ドルのレンタル契約を展開しています。

同社は今後、米国内での出荷開始に向けてNEOの量産体制を拡大する方針です。2026年後半には別施設の稼働も予定しており、製造工程の自動化を進めることで、2027年末までに年間10万台規模の生産体制を目指すとしています。また、家庭内での多様な作業に対応するため、AIによる認識・判断能力の向上も進めており、NEOを単なる家電ではなく、生活空間に適応する家庭向けロボットとして普及させる考えです。

参照米1X、家庭向け人型ロボ「Neo」量産開始──2027年末に年間10万台体制へ|Yahoo!ニュース